“駐車場の春の曙~Spring Dawn at a Parking Lot”


dawn: 曙、暁、夜明け

「春は曙。 やうやう白くなりゆく山際(やまぎわ)、すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」
枕草子の有名な出だしです。清少納言は京都の朝焼けを見てこう記したのでしょうね。それから千年以上の時がたち、東京都渋谷区幡ヶ谷の駐車場で、こんなにきれいな春の曙の空がありました。山はありませんが、紫がかった雲が細くたなびいています。